ZIGGYDIGGYではジュエリーの主材料に皮革を使用しています。革は非常に堅牢で
馴染みがよく細工しやすい素材です。また、種類も豊富で用途に応じて牛革や爬虫類
などを使い分けています。金属とはひと味ちがったソフトな着け心地です。
ジュエリーの主役はやはり天然石です。色の美しいものや希少なもののほか、
カットの仕方によってもさまざまな表情をみせてくれます。
ナチュラルストーンならではの風合いもお楽しみ頂けます。
シルバーの魅力はなんといっても、その色です。そして皮革との相性がとてもよく、
シンプルに仕上げても重厚感をだしてくれます。スモーク仕上げでビンテージ風にも。
ジュエリーらしさをだしてくれるのがスワロフスキークリスタルです。
ハードになりがちな皮革のジュエリーですが、クリスタルをちりばめることに
よってフェミニンな印象になります。
アンティークファブリックは小さなジュエリーにユニークな表情を与えてくれます。
また各種糸/毛糸や絹糸などをステッチや刺繍に使うことでハンドメイドならではの
繊細さを表現することができます。その他、ボタンや金属などさまざまな素材を、
使用しています。
ZIGGYDIGGYではテキスタイルからのアプローチを創作に多く取り入れています。
織・繍・編・結・組といったテクニックによって装飾性を高めバリエーションを
豊富にすることができるのです。皮革を細く紐状にカットしたものを編んでメッシュに
したり、ジュエリー全体に刺繍をいれたりして小さなフォルムに密度を集約しています。
テキスタイルの手法として、染めるということもまた自由に表現することを
広げてくれます。主材料の皮革は着色に関しても柔軟な素材です。また、染める
ということのバリエーションとしてジュエリーの本体に柄を描くことでさまざまな
イメージを取り入れることができます。
皮革はテキスタイルという観点からすると、とても優秀な素材です。
通常、ファブリックは経糸と緯糸により構成されている(ただしフェルトなどは
除く)ので、カットするとほつれが発生しますが、皮革はほつれることがありません。
この特性を生かしてレース状のカットワークを施すことが可能です。
また、繊維が絡み合っている表皮近くを薄く漉いて何層かに貼り合わせ削ることに
よって、ウッドのような風合いになります。着色するとコクのあるナチュラルな
仕上がりとなります。